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空前の「こうじ」ブームの裏でメーカーはなぜ悲鳴を上げるのか | JBpress (ジェイビープレス)
空前の「こうじ(麹・糀)」ブームが続いている。2011年に「塩こうじ」の人気に火がつき、今年に入って... 空前の「こうじ(麹・糀)」ブームが続いている。2011年に「塩こうじ」の人気に火がつき、今年に入ってからも相次いで新しいこうじ関連の商品が出ている。 しかし、こうじの原料が不足しているのをご存じだろうか。 こうじブームの裏には、原料となる加工用米の不足と価格高騰に悲鳴を上げるメーカーの姿がある。背景にはコメ政策を巡る錯綜も見られる。日本のコメ政策を振り返りつつ、課題を分析してみたい。 メーカーが関連商品を次々に開発 2011年、塩こうじは魚や肉、野菜にも使える万能調味料として消費者におおいに受けた。その人気は、スーパーやネット通販でも欠品が相次ぐほどだった。 「塩こうじ関連本」も相次いで出版された。『糀屋本店の塩麹レシピ』(浅利妙峰著)、『毎日がたのしくなる塩麹のおかず』(おのみさ著)、『塩麹と甘酒のおいしいレシピ』(タカコ・ナカムラ著)といった具合だ。 ブームは峠を越したかのように見える
2013/03/01 リンク