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米軍を蝕む2つのアキレス腱、造船能力で中国に負け、肥満で兵士の人材不足 中国・ロシア・中東…高まる脅威を前にした米軍の弱体化で世界はより不安定に | JBpress (ジェイビープレス)
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米軍を蝕む2つのアキレス腱、造船能力で中国に負け、肥満で兵士の人材不足 中国・ロシア・中東…高まる脅威を前にした米軍の弱体化で世界はより不安定に | JBpress (ジェイビープレス)
中東情勢が緊迫し、ウクライナ情勢はこう着状態、そして中国の軍事侵攻による台湾有事が懸念される中、... 中東情勢が緊迫し、ウクライナ情勢はこう着状態、そして中国の軍事侵攻による台湾有事が懸念される中、世界最強・米軍の弱体化が危機的状況にある。 国内産業の「脱工業化」が進行し、物理的な「兵器」を造る力が衰えてきた。特に原子力潜水艦などの造船能力が著しく低下しており、台湾有事などへの対応力が懸念される。 兵力増強もままならない。人手不足の中、民間企業との採用競争で負けているほか、そもそも肥満により若者の約4分の3は兵士に「不適格」という窮状だ。(JBpress) (藤 和彦:経済産業研究所コンサルティング・フェロー) 昨年10月7日に始まったイスラエル・ハマス間の戦闘開始から4カ月が経過した。中東情勢の緊迫化を受けて、米国の役割が改めてクローズアップされているのではないかと筆者は考えている。 開戦直後に空母打撃軍を派遣するなど、米国は軍事面から地域の安定化に尽力している。これに対し、中東地域で存