タリバンの一部幹部が和平交渉の用意、アルカイダと決別も＝報道

タリバンの一部幹部が和平交渉の用意、アルカイダと決別も＝報道

［ロンドン　１０日　ロイター］　アフガニスタンの反政府武装勢力、タリバンの複数の幹部が、包括的な...概要を表示 ［ロンドン　１０日　ロイター］　アフガニスタンの反政府武装勢力、タリバンの複数の幹部が、包括的な和平交渉を始める用意があると、英紙ガーディアンが１０日報じた。幹部らは米軍のアフガン長期駐留を認める可能性があるとする一方で、カルザイ現政権を受け入れないとしている。 英国王立統合防衛安全保障研究所（ＲＵＳＩ）が発表する報告書の内容として同紙が伝えたところによると、タリバンは和平合意の一環として、国際武装組織アルカイダと関係を断ち切るとともに、女子教育についても交渉に前向きだという。 ＲＵＳＩは匿名のタリバン幹部４人にインタビューを実施。同勢力の創設メンバーとされる１人は、米国によるアルカイダへの対テロ活動の継続について、米軍基地を他国への攻撃やアフガニスタンの国内政治に干渉する拠点として使用しないことを条件に、受け入れる可能性があると述べた。幹部４人のうち２人はタリバン政権時代に閣僚だった。