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窓のない建物──その論理と病理 | 記事 | 窓研究所 WINDOW RESEARCH INSTITUTE
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窓のない建物──その論理と病理 | 記事 | 窓研究所 WINDOW RESEARCH INSTITUTE
20世紀初頭にあらわれてきた近代建築を特徴づけるひとつの要素に、「大きな窓」の存在がある。すなわち... 20世紀初頭にあらわれてきた近代建築を特徴づけるひとつの要素に、「大きな窓」の存在がある。すなわち、石や煉瓦による伝統的な西洋建築における小さな窓とは対照的な、鉄・ガラス・コンクリートといった工業材料を用いて建設される「自由な立面」(ル・コルビュジエ)、およびそれによって可能となる大きな開口部は、明るく透明なモダニズムのイメージを形成するうえで大きな役割を果たしてきた。同時にまた、これは単にデザイン上の革新であるだけなく、産業革命以後に形成された大都市における、過密で不衛生な状況に対する解決という社会的課題をその背景としたものでもあった。 しかし、仮に先進技術による衛生的な住環境の実現を近代建築の目標とするならば、「大きな窓」の存在はそれほど必然的なものではないかもしれない。というのも、開口部を通した光や新鮮な空気の導入という窓の役割は、ほかの手段によって代替され得ないものではないし、近代