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『クロガミ』 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
「なにか怖い話を、聞かせてよ。」 「怖い話って、こんな炎天下の真っ昼間に?」 「うん。」 山奥のバス... 「なにか怖い話を、聞かせてよ。」 「怖い話って、こんな炎天下の真っ昼間に?」 「うん。」 山奥のバス停で出会ったその女性は、自分の名前を「フォーティーン」だと名乗った。なぜフォーティーンなのかと言えば、自分が14歳だからだと彼女は言った。 「14歳には見えないね、なんだかもっとずいぶん大人っぽく見える。」 「いくつに見えるの?」 「正直に言えば、二十代の半ばか後半かなと思った。いやごめん、聞かれたからさ・・・、失礼だったらごめん、おれが言いたかったのは、すごく魅力的に見えるよって、意味でさ。ただ本当にきみが14歳なら、わざわざフォーティーンなんて、たぶん名乗らないでしょ。」 疲れていたせいもあり、何も考えずに頭にあることをストレートに答えてしまってから、ぼくは少しだけ後悔をした。 「ふ〜ん、そっか。」 「まあ別にきみがいくつだろうと、おれはいっこうにかまわないけれど。」 「かまわない、って