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幼児誘拐・売買事件…映し出される中国社会の一断面をウォッチャーが解説 - RKBオンライン
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幼児誘拐・売買事件…映し出される中国社会の一断面をウォッチャーが解説 - RKBオンライン
幼児を多数、誘拐し、さらに売った罪に問われた、河南省出身の男女2人に対する控訴審がこのほど、山東省... 幼児を多数、誘拐し、さらに売った罪に問われた、河南省出身の男女2人に対する控訴審がこのほど、山東省高级人民法院で、開かれました。 1審判決によると、被告の男に「執行猶予2年付きの死刑」。また、共犯の女に対しては、「無期懲役」が言い渡されましたが、2人は控訴していました。近く2審の判決が言い渡されます。 高級人民法院は、日本の高等裁判所に相当する。これから紹介する中国のケースは、さらった子供をほかの人に売って、カネを得ようとしたものだ。今日でも、中国ではこんな事件が頻発している。 事件は今から27年前、1997年に起きた。山東省のある町で、当時2歳6か月だった男の子が自宅前で遊んでいたところ、男に誘拐された。男と共犯の女は、この子を遠く河南省まで去って行った。そして、河南省のある農村で、この男の子を1万5000人民元で売った。その当時の為替レートなら、日本円で22~23万円ぐらいだ。 男の子