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これだけは知っておきたい「USBウイルス」対応術
2008年のウイルス被害報告を振り返ってみると、感染手法としてUSBメモリを利用するウイルスが多かった。... 2008年のウイルス被害報告を振り返ってみると、感染手法としてUSBメモリを利用するウイルスが多かった。これは「USBワーム」(以下、USBウイルスとする)と呼ばれるUSBメモリを媒介に感染するウイルスである。その感染手法は単純なのだが現在も多くの企業で管理者を悩ませている。ではなぜ、USBメモリがこれほど感染の原因になっているのだろうか? USBウイルスはどのようにして感染を広げるのだろうか? 本稿ではUSBウイルス感染の仕組みと、現在の対策製品での防御手法について説明する。 USBメモリの利便性と危険性 USBメモリは、ご存じの通りUSB(ユニバーサルシリアルバス)という規格を採用した記憶媒体だ。USBポートのあるコンピュータなら、そのままデータの読み書きが可能であり、サイズもコンパクト、記憶できる容量も大きいことから手軽な外部記憶装置として急速に普及している。2009年3月現在の製品
2009/04/02 リンク