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10万匹つめたスーツケースはロンドンから中国そして日本へ 広がるウナギの違法密売取引
7月9日、絶滅が危惧されているウナギの稚魚が、欧州で違法に取り引きされている。スーツケースに大量の... 7月9日、絶滅が危惧されているウナギの稚魚が、欧州で違法に取り引きされている。スーツケースに大量の稚魚をつめて密売するケースも見受けられる(2019年 ロイター) 英国の河川を泳いでいる稚魚のシラスウナギは、不透明な違法取引の中心にいる。非常に需要の高いヨーロッパウナギに成長する。 取引はフランスとスペインに集中する一方で、英国の密輸業者も合法的な市場の価格を大きく上回る額を提示している。 ウナギの保護団体「サステイナブル・イール・グループ」のアンドリュー・カー氏は、「最大10万匹のシラスウナギをスーツケースに入れられる。1匹1ユーロ(約122円)とすれば、スーツケース1つで約1220万円になる。そして到着先の中国で育て、1年後には約1億2200万円相当になる」と説明した。 毎年、何億匹ものこれらのウナギは欧州の河川に移動する。この数は多いように思われるが、減少により絶滅が危惧されている。
2019/07/28 リンク