既得権益構造が、次々と、音を立てて崩れていくのには理由がある

既得権益構造が、次々と、音を立てて崩れていくのには理由がある

政治家の裏金問題、大物芸能事務所のスキャンダル、そして今はテレビ局。昨年辺りから、既得権益と呼ば...概要を表示 政治家の裏金問題、大物芸能事務所のスキャンダル、そして今はテレビ局。昨年辺りから、既得権益と呼ばれていた層がどんどん切り崩されていく。 一人の庶民として推移を眺めているが、私が思うに、権限を持っていた人が弱くなったためではない、と思っている。そうではなく、いつまでも権限を握りしめて下の世代を育てず、委譲することなく呆けていたからこんなことになっていると思う。 私が高校生辺りでバブル崩壊が起こり、大学に入ったらみるみる不景気の話が広がり、就職活動時には就職氷河期の始まりだった。つまりバブルにぎりぎり乗れなかった世代である。 何とか正社員として登用されるも、SESで他社常駐。つまりは自社オフィスでは働けず一流企業オフィスの一角を借りて仕事をする身分だった。 知っての通り、一流企業の社員と、他社常駐の私の身分は大きく違う。彼らはバブル前入社で破格の待遇で働いているし、私はデフレで氷河期だから、あ

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