水素発電を身近に―家庭向けシステムを製品化へ　シントク〈諏訪圏工業メッセ〉｜信濃毎日新聞デジタル　信州・長野県のニュースサイト

水素発電を身近に―家庭向けシステムを製品化へ　シントク〈諏訪圏工業メッセ〉｜信濃毎日新聞デジタル　信州・長野県のニュースサイト

大型部品製造のシントク（茅野市）は、小型の水素製造装置と水素燃料電池を開発した。組み合わせて家庭...概要を表示 大型部品製造のシントク（茅野市）は、小型の水素製造装置と水素燃料電池を開発した。組み合わせて家庭向け水素発電システムとして利用することを想定。太陽光パネルを利用して昼間に水素を作り、夜間や悪天候時などの発電の燃料として使用する。１３日に諏訪市で開幕した諏訪圏工業メッセに出展し、「脱炭素」に向けた製品としてアピールした。 試作段階の水素製造装置は、３０キロワット時の発電に必要な水素を作ることが可能。太陽光パネルで発電した電気で水を電気分解し、水素としてため込む。製品化に向けて、各部品の小型化や水素の製造能力を向上させ、水素を保管するタンクと合わせて高さと幅各１メートル、奥行き５０センチほどの装置にまとめる考え。２０２４年までの製品化を目指す。 シントクは自社で…