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強い言葉を使うなよ、弱く見えるぞ by うめきちお | エッセイ投稿サービスShortNote（ショートノート）
誰かに何か伝えたいとき、特にそれが自分の嫌いな相手だったり、自分が受け入れがたい価値観に対する反... 誰かに何か伝えたいとき、特にそれが自分の嫌いな相手だったり、自分が受け入れがたい価値観に対する反論だったりするときは、言葉がきつくなりがちだ。 どんな人だって、自分に対して優しい人が好きだ。厳しい中の優しさ、なんてのは、相手への信頼関係や尊敬など、人間関係ができてから言えることだとわたしは思う。そしてそういう人間関係を作るのには時間がかかる。したがって、対して仲良くもない同僚や部下に対して「あえて厳しくするの」なんて通じない。厳しい中の優しさには、相手に対する思いやりがなくてはいけない。人間関係ができていない相手から鋭い言葉をぶつけられれば、その内容がどんなに正論だったとしても、それが鋭い言葉である方に注意がいく。なんでこいつはこんなに攻撃的なんだ、ムカつくな。そう思うと相手はますます頑なになっていく。
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