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「クルド独立へ住民投票」自治政府外相が意向 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
【アルビル(イラク北部クルド自治区)=上地洋実】イラク北部クルド自治政府のファラハ・ムスタファ外... 【アルビル(イラク北部クルド自治区)=上地洋実】イラク北部クルド自治政府のファラハ・ムスタファ外相は28日、読売新聞の単独インタビューに応じた。 外相は「全ての民族に自決権がある。独立の是非を問う住民投票を実施し、民意に沿った選択をする」と述べ、イスラム教シーア派主導のマリキ政権に代わる挙国一致内閣が樹立されるかどうかなど、今後の政治状況を見極めた上で、独立を目指す考えを示した。 外相は「更なる自治権の拡大と経済的独立が果たされない限り、イラクにとどまる理由はない」と述べた。イラクは、イスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」が実効支配地域を拡大し、国家分裂の危機に直面している。外相は「ISISの支配拡大以前と以後で状況は大きく変わった。それ以前に戻ることはない」と述べ、分断の固定化は避けられないとの見方を示した。
2014/06/29 リンク