2015.02.28 Sat 「イスラーム国」がモースルで希少な書物を所蔵する図書館に放火 SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」(東京外国語大学) イラク北部ニーナワー県の中心都市であるモースル市のメディア活動家によると、「イスラーム国(ダーイシュ、IS)」は、土曜日に同市の図書館への放火を敢行した。この図書館には、数千冊の本、文書、写本が所蔵されており、その中には貴重な書物も含まれていた。昨年6月以降「ダーイシュ」の支配下にある同市を訪れることが困難なため、アナトリア通信の記者はこのニュースの信憑性を確認していない。 この活動家は、身の安全を考慮して氏名を明かさないことを希望しつつ、モースルから電話でアナトリア通信に以下のことを明かした。「土曜日の晩、ダーイシュのメンバーが同市中心にある中央図書館に放火した。これは、希少な書物や写本を所蔵するこの図書館を保護する必要がある旨