(解説)兵庫知事選 斎藤前知事が再選、「隠した真実」相次ぐ発覚から信頼感に 2024/11/18 10:44 【神戸経済ニュース】斎藤元彦前知事の失職に伴う兵庫知事選が17日に投開票され、無所属で立候補した斎藤氏が再選を決めた。元尼崎市長の稲村和美氏や、前参院議員の清水貴之氏ら、過去最高の7人が立候補した混戦を制した。死亡した元西播磨県民局長が斎藤氏に対する「告発文」を作成した問題(文書問題)で、元局長が死亡した原因が斎藤氏にあると見せかけるような県議らやマスコミらの動きが選挙期間中に相次いで発覚。不当な手段で県政を動かそうとした県議らや、それに加担したように見えたマスコミに対する不信感が、逆サイドである斎藤氏への信頼感に転換した。(1枚目の写真は選挙運動で三宮センター街=神戸市中央区=を歩く斎藤氏、一部を加工しています) 選挙戦の中で最初に発覚したのは、秘密会とされた10月25日の文書問