児童相談所は、市町村と適切な役割分担・連携を図りつつ、子どもに関する家庭その他からの相談に応じ、子どもが有する問題又は子どもの真のニーズ、子どもの置かれた環境の状況等を的確に捉え、個々の子どもや家庭に最も効果的な援助を行い、もって子どもの福祉を図るとともに、その権利を擁護することを目的として設置された行政機関であり、平成19年7月1日現在、全国に196ヶ所設置されている。 平成18年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待に関する相談件数等を平成16年度以降の件数とともにまとめたものである。 児童相談所に寄せられる相談の種類は、大きく分けると養護相談(児童虐待相談を含む)、障害相談、非行関係相談、育成相談、その他の相談に分類される。 平成18年度の受付総数は380,950件で、前年度より約31,000件増加した。これは、平成18年10月から施行された、障害者自立支援法の影響により、新たに障害