[京都 30日 ロイター] 下着メーカー「ワコール」(京都市)が、窮屈な下着から女性たちを解放するため、女性用のふんどし「ななふん」を売り出し、人気を呼んでいる。 同社の担当者は、女性用ふんどしを売り出した理由を「女性たちにもっと解放感を感じて欲しかった。究極のアイテムがふんどしだと考えた」と説明した。 同商品は7色で無地とチェック柄があり、価格は1260円から。12月以降で5000枚以上を売り上げ、当初の予想の3倍を上回ったという。今後は香港や台湾、シンガポールでの販売も検討されている。 店頭で同商品を買い求めた28歳の女性は「着心地がいい。暖かい季節になってきたが、夏には良いと思う」と話した。