Tomy TV FUN 602 1979年の家庭用ゲーム機。 いわゆるPong clone と呼ばれる、マイクロプロセッサを使わない、ハードウェアでゲームを実装している機械に分類できるが、この機種はその中でもシングルチップ実装の新しめのものだ。 外部接続のコントローラ2つが付属していて、本体内蔵の2つのコントローラを合わせて4 台のコントローラが接続できる。 ビデオはRF 出力だが、SoC のピンに出ているコンポジットの信号を拾って、適当にフィルタを通せばコンポジットビデオ出力として外に出せる。 ゲームはSquash, Tennis, Hockeyの3 種類で、Squash 以外は4 人同時にプレイ可能だった。 SoCは沖電気のMSL9320 で、仕組み上、外部にメモリをつなぐ必要もないので基板は片面1層。 本体内部にはシールドの類はなく、EMI 周りでのトラブルが起きるようなテクノロジで