「ワカコ酒」は呑兵衛の舌を持って生まれてしまった村崎ワカコ(26)が一人で居酒屋へ行き、食べ、酒を飲む漫画です。この漫画が、実に酒飲みのツボをついていて、読むと酒を飲みたくなるし、つまみが食べたくなるのです! 例えば料理に関する台詞にはこのようなものが。 「炙り〆さば。ハッキリ言ってトロより好きだ」 「焼き鮭には冷が合う。日本酒と鮭の皮はこたえられん」 「ビールとから揚げときたら、なんでこう…なんでこう合う。ほんとうずるい」 (あん肝苦手! と隣のテーブルで言っている女子がいるのを小耳にはさみながら)「臭みといえばそうかもしれない。然し熱燗とならば鼻の奥で臭みがうまみに変わる」 いやもうごもっとも! そしてワカコは美味しいものを食べたり飲んだりすると実に幸せそうな顔で「ぷしゅうーーーーー」と息をもらします。美味しいものは飲み込んだ後でも口の中に余韻が残るんですよね。その余韻を楽しんでいるさ