失恋後3カ月間の気分の変化をグラフなどで記録する失恋回復手帳 クリスマスムードに包まれた街をカップルが行き交う12月。失恋した人にはつらい季節だ。早く次の恋を見つけてもらおうと、京都の若者らが「失恋回復手帳」を作った。気分の変化を日々記録することで自分を客観的に見つめ、恋の痛手から3カ月で立ち直りを目指す。 京都市内を中心に配布しているフリーペーパーのコミュニティー誌「SCRAP」(1万5千部)の編集部が製作した。龍谷大や京都大など京都府内の大学生がボランティアで発行に携わっている。メンバーが相次いで失恋したことから思いついた。 手帳はA6判サイズ。10〜30代の男女150人にアンケートしたところ、失恋から立ち直るまでの平均日数が122日だったため、それより早く回復してもらおうと3カ月分にした。 月や日付は空欄になっている。マンスリー部分には、日々の「元気度」を0〜100%まで10