若いときツバメが好きで、ツバメを見に歩いたことがある。民家とか小汚い印象の商店街でのツバメの調和は面白い絵になる。が、当時だったか改装の始まった町田駅のツバメの巣はなにか痛々しい感じがした。ツバメたちが日本に戻ったら、その風景が変わっていたということか、ツバメはお構いなしだったか。ただ、ツバメたちの住みやすい町田駅ではなくなっただろう、と思いだし、そういえば、ツバメの消えたあの駅、あの駅といろいろ連想した。悲しいわけではない。そういうものだというのがまずある。 昨日、ある意味で名指しで人を批判するようなエントリを書き、久しぶりに、ネットでいうところの涙目状態になった。幾人かはわかってくれたようだが、現在のブログのシーンは実は抽象的なクラスターにはならない。もっと特定の人の動きが見えるし、そこを見ないで議論するのは前提的な欺瞞を含む。そしてそうした人の動きのなかに、どう釈明しようが私=fin