10月に行われた衆議院選挙の富山1区で当選した自民党の田畑裕明議員が、支援企業の社員を無断で党員に登録していたなどとされる問題について、29日夜会見を開き、不適切な党員登録が262人にのぼることを明らかにしました。その上で「親族が党費を支払っていた」などと述べ、自身の関与を改めて否定しました。 田畑議員は支援企業の社員を無断で党員として登録していたなどとされる問題をめぐり、29日夜、富山市内で会見を開きました。 はじめに田畑議員は「今回の件で、自民党員やご支援をいただいている方々に 多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と陳謝しました。 そして、弁護士などと調査した結果として事務所が管理するおよそ700人の党員のうち、不適切な党員登録が262人にのぼることを明らかにしました。 その経緯について、田畑議員は「信頼していた親族が複数の企業の従業員などを党員にして、党費に