ソーシャルメディアの台頭とともに注目される「エンゲージメント」という概念。従来のオンラインマーケティングの常識を変えようとするエンゲージメントとは何なのか? なぜいまエンゲージメントが求められているのか? そんなWeb担当者の疑問に答えるべく、3人のプロフェッショナルによる座談会が実現。キヤノンマーケティングジャパン コミュニケーション本部ウェブマネジメントセンター所長の増井達巳氏、NECビッグローブ ビジネスサービス事業部 部長の山本隆範氏、ロフトワーク代表取締役の諏訪光洋氏が議論しました(モデレーターはWeb Professional編集長の中野克平)。 エンゲージメントはマーケティングに限らない ――おそらく「エンゲージメント」という言葉を正しく説明できる人は少ないと思います。 諏訪:もともとは「パブリックエンゲージメント」。米国のマーケティング会社、PR会社を中心に広がった概念で、