2日夜、愛知県小牧市のプラスチック加工会社の工場から火が出て、周辺の住宅に燃え広がるおそれがあったため、一時、住民およそ80人が避難しました。 2日午後9時50分ごろ、愛知県小牧市入鹿出新田にあるプラスチックの加工会社「名古屋樹脂工業小牧工場」の建物から火が出ていると、近くの住民から消防に通報がありました。 警察によりますと、この火事で、工場の建物2棟が焼け、消火に当たった消防隊員2人が軽いけがをしました。 工場にはプラスチック製品や接着剤などがあり、大きな爆発や建物の倒壊が起きた場合、周辺の住宅に燃え広がるおそれがあるとして、警察は住民に避難を呼びかけました。 避難所になった地区の公民館と小学校には、一時、およそ80人が避難しましたが、火がほぼ収まり、安全が確認されたため、火事の通報からおよそ4時間後の午前2時に帰宅できるようになりました。 警察によりますと、工場では、通報の20分ほど前