「青春18きっぷ」の定番テクニックを聞くと、「なるほど」と思う反面「そこまでしないと満喫できないのか」という印象もあって、逆に敬遠したくなるかもしれない。しかし、ここまでしなくても、もっと気楽に「青春18きっぷ」の旅は楽しめる。長い休みを取れない人だって、公休日だけ、あるいは公休日と有給休暇を1日加えるだけでもいい。そこそこ忙しい人も「トクしたなぁ」と満足できる旅にするには、以下の10項目を心がけよう。 列車に乗ることを旅の目的とする 乗れば乗るほどトクをするきっぷだから、乗らない時間が多いほど損だ。現地で観光する時間が長い旅に「青春18きっぷ」は向かない。例えば、「東京から100km圏内でゆったりランチと温泉巡りと利き酒」なんていう旅をしたいなら、格安バスツアーを選んだほうがいいだろう。「青春18きっぷ」を使う際は、列車に乗ること自体を旅の第一の目的としたい。五能線(青森県)、只見線(福