民進党東京都連会長の松原仁・衆院議員は1日、都内で記者会見を開き、「税金の無駄遣いを許さない、不透明な政治を許さない。そのスタンスを続けてきた小池百合子知事の半年間の行動に大変共鳴する」と述べ、都連として小池氏を支持することを表明した。 7月の都議選に向けて、民進の立場を明確にする意図があるとみられる。民進は昨夏の知事選で小池氏の対立候補を推薦して争った経緯がある。 都議会の会派・都議会民進(旧民主)も1月31日に記者会見を開き、豊洲市場の用地買収をめぐる問題で石原慎太郎元知事の賠償責任を再検討するとした小池知事の方針を評価し、「小池知事の姿勢を一貫して支持したい」と表明した。会派幹部は「全面与党宣言だ」と述べた。