関連トピックス尖閣諸島 東京都の石原慎太郎知事は11日の記者会見で、尖閣諸島の購入・活用のために集まった14億7千万円の寄付金について「基金を設置し、次の政権が最低限のインフラを造ると決心してくれたらすぐに渡す」と述べ、都が基金として管理する考えを示した。 石原知事は、交渉の際に地権者から要求された購入金額が20億3千万円だったことを明かした。「寄付で集める自信もあった。地権者の言葉を信じており、(国有化は)土壇場でうっちゃりを食ったという感じですな」と述べた。 また、政府の購入価格が埋め立て工事で島を造った場合の費用をもとに20億5千万円と算出したことについて、「苦しい釈明というか、あの価格設定はよくわからん」と批判した。 関連記事石原知事、尖閣所有者に意思確認 国と売買合意「残念」(9/8)谷垣・石原両氏が立候補表明へ 自民総裁選(9/7)尖閣国有化、都の寄付金活用検討 野田政権