「蹴っちゃダメだ!」と叫ぶ手倉森誠コーチ。「夢の中でも止められない」と漏らす昌子源。「セオリーを裏切る。悔いはない」と静かに言い切る本田圭佑。自陣から一気に高速で迫る「赤い悪魔」とただ一人対峙した川島永嗣。そして日本を率いた西野朗監督――猛烈なスピードのカウンターを食らい、日本代表の悲願だったW杯ベスト8の夢は散った。 わずか14秒の出来事。あのとき何が起きていたのか、5人の男たちの言葉から紐解く。(文:飯尾篤史、西川結城、北健一郎、ミムラユウスケ、増島みどり/構成:Yahoo!ニュース 特集編集部)