さくら眼科医院の松久充子院長 ノバルティスグループのコンタクトレンズ、レンズケアの事業会社であるチバビジョンは22日、都内で「チバビジョンフォーラム2010」を開催した。同フォーラムでは、さくら眼科医院の松久充子院長が登壇し、「疲れ目にさよなら! "アラフォー世代"からの目のエイジングケア」と題して講演した。 松久氏は、目の焦点調節は、遠くを見る時は交感神経系、近くを見る時は副交感神経系が起こすと紹介。遠くを見ると、水晶体が扁平化し、近くを見ると水晶体が丸くなるが、この水晶体が加齢によって硬化し、徐々に調節力が低下していくことが老視の原因であると述べた。 調節力の不足を補うためには、メガネあるいはコンタクトの装着が最も近道と言える。松久氏は「1つの眼鏡だけ使用する時代は終わった」として、生活スタイルにあわせて、近用の度数と遠用の度数の部分を組み合わせた累進焦点眼鏡や、単焦点眼鏡といった複数