南極海で放水銃を打ち合うシー・シェパードの抗議船「スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)」号(左)と日本の調査捕鯨船団の母船「日進丸(Nisshin Maru)」(2010年2月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Sea Shepherd Conservation Society/Glenn Lockitch 【6月14日 AFP】英日曜紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)は13日、日本が国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)の年次総会で24年間続く商業捕鯨の一時停止(モラトリアム)解除への支持を獲得するため、加盟国を買収していたと報じた。 同紙はセントクリストファー・ネビス、グレナダ、マーシャル諸島、キリバス、ギニア、コートジボワールが、日本の援助や現金、コールガールの手配と引き替えに捕鯨賛成派に回った証拠を得たと
ジャーナリストの田原総一朗氏(80)がブログで展開している持論が話題だ。集団的自衛権の行使容認をめぐる議論で、朝日新聞や毎日新聞といった反対派の主張を「リアリティがない」と批判する一方で、「それでも存在意義がある」と主張しているのだ。 ブログの内容が配信されている「ブロゴス(BLOGOS)」では、2014年6月8日のアクセスランキングで2位を記録。記事は100回以上ツイートされており、「一理ある」「お花畑」「リアリティがないのは産経」などと賛否両論だ。 「『国家が「悪魔」だと、とことん疑うメディア』が、ひとつくらいあってもらわなければならない」 ブログの記事は6月8日に掲載。その中で田原氏は、各紙が立場を鮮明にして報じることは「健全なことだ」としながらも、反対派については 「『朝日新聞』『毎日新聞』『東京新聞』のこうした報道姿勢が、日に日にリアリティを失っていることもまた事実である」 と批
東京と千葉を結ぶ北総鉄道をめぐり、ほかの鉄道会社に比べて運賃が大幅に高いとして、沿線の千葉県印西市などの住民が地元のバス会社と協力して路線バスを走らせることになり、9日から運行が始まりました。 東京・葛飾区と千葉県印西市を結ぶ北総鉄道は、ほかの鉄道会社に比べて運賃が高く、さらに来年春からは、県などの補助金が打ち切られることから、値上げに踏み切る方針です。 これに対し、沿線の印西市などの住民は、地元のバス会社と協力して、路線バスを走らせることになり、9日から運行が始まりました。 バスは印西市の千葉ニュータウン中央駅と鎌ケ谷市の新鎌ヶ谷駅の間のおよそ12キロを直行で結び、平日限定で、1日に往復45便運行します。 運賃は300円と、北総線の同じ区間の運賃560円に比べ半額近くに抑えられていますが、所要時間は20分から30分と、電車に比べ最長で3倍近くかかるということです。 通勤でバスを利用した男
インド・コルカタ(Kolkata)で、10代の少女が少年3人にレイプされた事件に抗議しデモ行進する人権団体の活動家たち(2014年6月2日撮影)。(c)AFP/Dibyangshu Sarkar 【6月9日 AFP】インドで、5月に政権交代したばかりの与党・インド人民党(Bharatiya Janata Party、BJP)の政治家が「レイプはうっかり起きるものだ」と発言し、女性への暴力に対する世論の怒りをあおっている。 インド中部チャッティスガル(Chhattisgarh)州のラムセワク・パイクラ(Ramsevak Paikra)州内相は6日、報道陣を前に「こうしたこと(レイプ)は意図的に起きるのではない。この種の出来事は、うっかり起きるものだ」と発言した。 パイクラ州内相は法秩序維持を担当する閣僚で、北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で少女2人が集団レイプされ死亡し
「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/5月31日号)は『今世紀最大のプロジェクト リニア革命』という特集を組んでいる。「時速500kmで東京―名古屋間はたった40分。9兆円をかけた巨大プロジェクト『リニア』が今秋着工を迎える。2027年の開業を前に、期待と不安が交錯する」というものだ。 東京(品川)―名古屋間は、たった40分。現在の1時間28分の半分以下で、“通勤圏”になってしまうのだ。2045年には東京(品川)―新大阪間も67分でつながれ、現在の2時間18分に比べて劇的に早くなる。45年には東京―大阪間の人口7300万人の巨大都市圏「東海道スーパーメガロポリス」が誕生する。 ある調査では、リニア開業による経済効果は名古屋開業時で10.7兆円。大阪開業時で16.8兆円。リニアの時間短縮は生産活発化、消費活性化の好循環をもたらすことが期待されているのだ。 総工費9兆円超のリニアはJR東海が単独で
アジア安全保障会議で安倍晋三首相が基調講演を行う前に資料に目を通す中国全人代外事委員会の溥瑩主任委員。この後の公開討論で「神話」という言葉を使い、安倍氏を糾弾した=5月30日、シンガポール(ロイター) 中国や韓国、北朝鮮は「歴史の背骨」の捏造に膨大なエネルギーを注ぐ。しかし、超弩級の3Dプリンターを開発し“人造背骨”を組み込んだところで、歴史の方で拒否反応を起こす。もっとも、拒否反応で「壊死」した部位(歴史)は直ちに切り取り、人工的に付け替える。事実は関係ない。日本人なら、恥ずかしくてとても口に出せないウソを堂々とつく。例えば、アジア安全保障会議の公開討論が行われた5月30日、安倍晋三首相(59)を批判した中国全国人民代表大会外事委員会・溥(ふ)瑩(えい)主任委員の発言。(SANKEI EXPRESS) 「魚釣島(沖縄県石垣市・尖閣諸島の中国名)問題を拡大し『中国が脅威だ』と言っている。(
夜桜の名所、大阪城公園西の丸庭園。昨年までは入園料350円で自由に花見ができ、飲食物も持ち込めたが、今年は持ち込み禁止に。天守閣が間近に見える人気エリアを予約制にして入場も制限し、4倍以上の値段にし、客の入りは伸び悩んだ。大阪市の使用許可を得た民間団体のアイデアだったが、市は来年度に向け、「運営方法を検討する」としている。 300本の桜が咲く西の丸庭園(約6万4千平方メートル)は、昨年までは入園料350円を払えばどこでも花見ができた。 今年は、一般社団法人「日本イルミネーション協会」(大阪市)が4月13日までの20日間、「夜桜イルミナージュ」として夜間にイベントを開催。庭園の東部分5千平方メートルを「絶景エリア」と名付け、電飾で区切った。入場は大人1人1500円。10人以上で場所取りもお任せのプランは、2千円分の飲食クーポン、ごみ袋つきで同3千円。予約制で、侍姿のスタッフが出入りをチェック
【ジュネーブ=野島淳】国連の人権保護機関のトップ、ピレイ人権高等弁務官が2日、ジュネーブで記者会見し、安倍政権が進める特定秘密保護法案について「何が秘密を構成するのかなど、いくつかの懸念が十分明確になっていない」と指摘。「国内外で懸念があるなかで、成立を急ぐべきではない」と政府や国会に慎重な審議を促した。 ピレイ氏は同法案が「政府が不都合な情報を秘密として認定するものだ」としたうえで「日本国憲法や国際人権法で保障されている表現の自由や情報アクセス権への適切な保護措置」が必要だとの認識を示した。 同法案を巡っては、国連人権理事会が任命する人権に関する専門家も「秘密を特定する根拠が極めて広範囲であいまいだ」として深刻な懸念を示している。
週明けの東京株式市場で、日経平均株価は値上がりして始まる公算が大きい。米雇用改善に伴う世界景気の回復期待と日米金利差の拡大から円安が進むとの見方も多い。公的年金の株式保有比率上げを含む成長戦略も相場を動かす焦点になる。前週の日経平均は約2カ月ぶりに1万5000円台を回復。米市場では日経平均先物が1万5200円に上昇した。「消費増税の悪影響は想定以下なのに売られすぎた。7月にかけて1万6000円
東京都内では、東南アジアを中心に、外国人観光客の姿が目立つようになりました。 ビザの免除や格安ツアーの増加で、かつての富裕層だけでなく中間層も日本を訪れやすくなったことが背景にあるとみられています。 この外国人観光客に不可欠な移動手段となっているのが、多くの名所を一度に回ることができる観光バスです。 一方で外国人向けの観光バスを巡っては、運転手の居眠りによる事故も起きています。 人気の外国人向け観光バスの現場を、社会部の宮原修平記者が解説します。 バスツアーが外国人に人気 東京の銀座や浅草などの名所には、今、大型の観光バスがひっきりなしにやってきます。 降りてくるのは外国人観光客です。 日本の名所を効率的に回るバスツアーが、外国人観光客の人気を集めているのです。 特に東南アジアからの旅行者が目立ち、このうちインドネシアからの旅行者は、「1週間かけてバスでさまざまな観光地を回る
差別意識 シンガポール政府が昨年発表した、外国人労働者を増やす方針に反対する人々 Edgar Su-Reuters シンガポールで最近、不穏な動きが高まっている。事の発端は、シンガポール在住のフィリピン人たちが祖国の独立記念日の祝賀イベントを企画したこと。巨大ショッピングセンターが立ち並ぶオーチャード・ロードで6月8日に開催される予定だが、ネット上では一部の国民から「不適切で無礼だ」という怒りの声が上がっている。 これは同国で外国人差別が強まっていることを示す証しだ。そして同時に、政府に対する不満の表れでもある。 現在、シンガポールで働くフィリピン人労働者はおよそ18万人。フィリピンの独立記念日の祝賀イベントは何年も前から行われているが、今年は開催日が迫るにつれてソーシャルメディア上で激しい非難が巻き起こっている。彼らいわく、国の象徴とも言える目抜き通りのオーチャード・ロードで他国の独立記
「お薬手帳を断れば、薬局の支払いが20円安くなる」。医療の値段である診療報酬が4月に改定されたことを受け、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」でそんな情報が広がっている。 薬剤師などの医療従事者からは「自分の健康を守る手帳なのに、安くするために断るという考え方はなじまない」と戸惑いの声が上がるが、現場では手帳を断る患者が増えている。 薬局側は「有用性を分かってもらうことが大切」として説明を強化し、理解を広げたい考えだ。 お薬手帳は医療機関で処方された薬の名前や処方量などをシールで貼るなどして記録、管理する手帳。他の医療機関で出された薬との飲み合わせや過去の処方薬の確認ができることから、全国の薬局で取り入れられている。 東日本大震災では、カルテを流された医療機関もあったが、患者が持参したお薬手帳が診療の大きな助けとなった。 従来、手帳への記載などで薬局が得られる「薬剤服用歴管理指導料
作家、司馬遼太郎氏が「街道をゆく」シリーズの『三浦半島記』で、先の大戦のミッドウェー海戦に触れている。古い友人で産経新聞編集局長をつとめた青木彰氏の父、泰二郎海軍大佐が、この海戦で沈んだ空母「赤城」の艦長だったことからだ。 司馬氏は海戦での日本の敗因のひとつを、暗号電文を米国側に解読されるという「情報」にあったとし、こう書く。 「『赤城』の艦長の子息が、半生、実務と学問の主題を情報に置きつづけてきたのも、ミッドウェーの悔恨と無縁でなかったかもしれない」 ミッドウェー諸島は国際日付変更線のわずかに東の太平洋に浮かぶ小さな島々である。もともと無人島だった所へ、米海軍が陸上基地を設けた。昭和17(1942)年6月、この基地を日本軍が攻撃することになったのは真珠湾同様、連合艦隊司令長官、山本五十六の進言だった。 いくら南方を制圧しても太平洋に米艦隊がいると、いずれ反撃に出て日本本土を攻撃される。先
2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は、全国の大学・短大500校以上と協定を結び、五輪の歴史や意義を教える「オリンピック教育」の推進などで連携していく方針を決めた。 大学を核に、文化の創出や平和への取り組みといった五輪の理念を広め、学生にも五輪への参加意識を高めてもらう狙い。組織委は、1998年の長野五輪を機に世界に広がった「一校一国運動」に並ぶ、日本発の“五輪遺産”として普及させたい考えだ。 五輪を運営・統括する組織委と大学との連携は、過去の五輪ではなかった試み。組織委は4月以降、全国の大学・短大全1129校に協力を要請し、うち545校が応じた。 協定の柱となるオリンピック教育の推進について、組織委は、各大学が「オリンピック講座」などを開講し、学生に五輪の歴史や意義、文化面に及ぼす影響について教えることを想定。大学には、住民対象の市民講座や地元小中高校での授業なども通じ、五
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