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2010年5月13日のブックマーク (9件)

  • I/Oマネージメント : My Scratch Pad

    このBlogは、Input / Output マネージメントを目的とする。 Inputとは、テレビ映画・雑誌・書籍またはインターネットでの情報のこと。 これらを通じてひとは情報を発信していく。 なので情報源の数でいえば数億、数十億。 Outputとは自分の発言・文章・メールなど。 これは自分が動かなければ増える事はない。 いまの状態はあきらかにInput>>Outputである。 発信源が 数億、数十億:1 という構図。 メディアが多様化している今の時代は圧倒的にInput過多ということ。 Input=OutputとまではいかなくてもInput>Outputくらいにはしたい。 なぜか。 それはOutputを行うことで、良質なInputが得られるから。 英語には以下のような言い回しがある。 “You are what you think about all day” (自分というのは、自分が

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • 何を書くのか? : My Scratch Pad

    書くとは、自分が読みたいことを書くことだ。 自分が読みたいものを記憶の中から探る。 そしてその記憶に付随する言葉を意識の底から掘り起こす。 最終的にはその言葉を再配分し、文章として紡ぐ作業の繰り返し。 カットアップ技法というものがある。 ある複数の文章から適当なテキストやワードを切り出して、新しいテキストに作り直すこと。 1950年代の画家・著作家ブライオン・ガイシン(Brion Gysin)の偶然の発見による。 剃刀の刃で新聞の切り抜きを行うときに、テーブルが傷つかないように下に新聞を敷いていた。 あるときそのランダムに切り刻まれた新聞が興味深いテキストを構成していることに気づく。 そこで故意に新聞の記事を切り分け、ランダムに並べ、出来上がったのが『Minutes to Go』という詩である。 ガイシンによると、われわれの無意識情報やサブリミナル情報がその文体中にメッセージとしてエピファ

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • ブログを書き始める5つのモチベーション その1 : My Scratch Pad

    ブログを始めるときには、ひとそれぞれのいろいろな動機(モチベーション)があります。 今回は私がこのブログを始めるときのモチベーションはまとめると5つの点に集約されます。 それをここで紹介したいと思います。 ●モチベーションその1 「持っている情報を整理する」 以前ここで書いたように、私たちは日々膨大な量の情報にさらされています。気づかないうちに自分の中で必要な情報を探すのにとても大変な状況になっていたり、そもそも自分がどんな情報を持っているかさえも把握しきれない事態に陥りかねません。 この様な状況では、いくら質の良いインプットがなされても、それを自分の中で上手に消化する事が難しいと思います。 実際私もこれまでたくさんのを読んだり、ネットで興味深い記事を読んだりしてきましたが、それを自分の言葉でアウトプットする事をほとんどしてきませんでした。そのため、いざ人にその事を話そうとしても、情報の

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • ブログを書き始める5つのモチベーション その2 : My Scratch Pad

    情報を整理するためのブログという話を前回書きましたが、今回は2つ目の「考えを論理的に表現する」ということについて書きたいと思います。 ●考え とは 考えというのは、Outputの第一段階で、「情報を整理」した結果得られるものだと思います。この考えは思考の滑りを良くする、いわば潤滑油的な役割も果たします。ここで大切なのが、この考えとは一般論的なものに収束させるものではなく、自分の「創造性」を生かしたものであるべき、ということです。島岡要氏の著書「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術―プロフェッショナル根性論」には「創造性」としてロバート・K・メルトンの以下の言葉を引用しています。 創造性とは誰も出来ないような斬新な考え方をする、他人とは質的に異なる「ユニークな能力」ではなく、必然的に起ころうとしている発見を誰よりも早くつかみ取る「効率のよさ」のこと 考えを、自分の中からしぼりだそうとする行

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • ブログを書き始める5つのモチベーション その3 : My Scratch Pad

    今までにない切り口で物事を見る TPOV(Teachable Point Of View)直訳すると「教えられる視点」。 自分の中に(隠し?)持っている知識や経験を、他の人に教える事。 おもにリーダーシップ論で語られるこの言葉には、 リーダー以外の立場においても有用な意味が込められていると思います。 要するに、誰かが自分の記事を見て、何かやってみようと思ってもらうことの大切さです。 この人生の4分の一を過ぎた段階で、一端の知識や経験をもとに、 重要なメッセージを伝導するという大層なものでなくても、 ちょっとしたコツや面白い視点などをどんどん発信できたらいいのかなと思っています。 そのために必要なことが、「今までにない切り口で物事を見る」ということです。 “You cannot build character and courage by taking away man's initiati

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • ブログを書き始める5つのモチベーション その4 : My Scratch Pad

    「巨人の肩の上に立つ」(Standing on the shoulders of giants) 12世紀のフランスの学者シャルトルのベルナールの言葉です。 アイザック・ニュートンもこの言葉を好んで引用していました。 先人の積み重ねてきた知識と技術の上で、 私たちは知的活動を行っているということを意味しています。 今回のテーマは「知らなかったことを知る」 。 先人たちの積み重ねの根源にあるものも、 「知りたい」という知的好奇心であると思います。 それをただの好奇心に終わらせず、 知識、思想、技術、芸術 などの形で残してくれたものがあるからこそ、 現代の高度に発達した文明があるという考えができます。 知識はらせん階段のように、知れば知るほど「知らないこと」が増えていきます。 それは人生などのように短いスパンではなく、 人類が始まって以降累々とその精神に刻み込まれていくものです。 そして人生

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • ブログを書き始める5つのモチベーション その5 : My Scratch Pad

    その5=「日常の ”?” に向き合う」 日常の疑問や物事に対する問題点を見つめるということです。 よく言われる問題発見能力のようなものとは自分の中での位置づけが少し違います。 どう違うか? 私たちは、日常生活で様々な疑問、問題に出会っています。 しかし、その瞬間は疑問、問題は、いかにもささやかなものであるかのように感じてしまったり、 後で考えよう、調べようなどと思い、頭の中にしまってしまいます。 (その後、再び頭の中から取り出される確立は0に等しい!) それは次のようなこともあるのではと思います。 ここに既知ということの大きな問題が生じてくる。 既知は未知やわからなさから人を遠ざける傾向があるのだ。 人は何かを知ることで、わからないという不安定さから解放される。 しかし、その安定さをもたらした既知の状態というのは、結局のところ、わかったつもりでしかない。既知というものは単なるランダムな一部

    ikeit
    ikeit 2010/05/13
  • ブログを書き始める5つのモチベーション まとめ : My Scratch Pad

    1.持っている情報を整理する 得られた情報から二次、三次的に自分の知識を深化させ、インプットの質の向上を図る 2.考えを論理的に表現する 質的な特異性を求めるだけではなく、「必然的に起ころうとしている発見」という時間的な特異性を求めること、「効率の良さ」を目指すという「考え」方 3.今までにない切り口で物事を見る TPOV(Teachable Point Of View)=自分の中に(隠し?)持っている知識や経験を、他の人に教える事 誰かが自分の記事を見て、何かやってみようと思ってもらうことの大切さ 4.知らなかったことを知る 巨人の方を徹底的に借りて、その中にどのような意味が、知恵が、込められているのかを知り、血肉化していく 5.日常の ”?” に向き合う 「問題認識能力」が大切。そして、その問題に誠実に答えるということが、まだ見ぬ次なる問題に対する重要性の認識能力に決定的な差となってあ

  • 科学で本物の仕事をしようと思うなら : My Scratch Pad

    科学で物の仕事をしようと思うなら、自分が結果はこうなるべきだと思っていることに断じて左右されず、現れている事実をありのままにできるだけ注意深く述べることだ。また自分で理論を作り上げたのなら、その欠点と長所を公平に説明する努力をすべきなのだ。科学の分野にある人間は、そのような一種の正直さと高潔さと言ったものを学び取るのだ。 しかし科学以外の、たとえばビジネスの世界ではそうはいかない。僕らの目にする広告だって、ほとんど全部が明らかに消費者をたぶらかすように作られているものだ。消費者に読んでほしくないことは、虫眼鏡でも見えないくらいの小さな時で印刷してあるし、文だってわざととらえどころのない書き方がしてある。その製品が科学的に公平に説明されていないことぐらい誰でも一目見ればわかるものだ。つまり物を売る商売では、さっき言ったような高潔さなどというものは考えられない。 困ります、ファインマンさん