デジタル+SNSの時代に「パクリ」議論は絶え間なく巻き起こるが、それに対してアーティスト、広告代理店のクリエイター、そして一般社会の人々はいかに向き合うべきか。アメリカを拠点とする弁護士・塩野入弥生が論じる。(翻訳協力:Mei Fujie) 2020年1月、ラフォーレ原宿が打ち出したキャンペーン・ヴィジュアルが、とあるアーティストの作品と類似しているという意見を発端に、SNS上で激しい議論が起こった。SNSの時代にこうした「パクリ」議論は絶え間なく巻き起こるが、それに対してアーティスト、広告代理店のクリエイター、そして一般社会の人々はいかに向き合うべきか。アメリカを拠点とする弁護士・塩野入弥生が論じる。 ラフォーレ原宿 外観Photo by Xin Tahara 「新しいコラボレーションおめでとう!」 想像してみてください。あなたはアメリカのアーティストで、一貫して付せんを素材に作品を手が