最初に聞きたい、九井先生とゲームの出会い──今回は、『ダンジョン飯』の源流となっている「ゲームからの影響」を中心にお聞きしていければと思います。まず、九井先生の原体験となっているゲームは、どういったタイトルなのでしょうか? 九井諒子氏(以下、九井氏): オーソドックスに、『ドラクエ』や『FF』といったRPGを遊んでいました。 おそらく初めて触ったゲーム機はファミコンだったと思うのですが、たしか親が懸賞で当ててきたものだったんです。だから、ファミコンはいつの間にか家にありました。その次のスーファミとPS1は親に買ってもらったのかな……。 そこからPS2あたりの時期はちょっとゲームから離れていたのですが、PS4くらいの時期になって、ようやく自分の稼いだお金でゲームを買えるようになりました。 ──PS2あたりの時期は、どうしてゲームから離れられていたのでしょう? 九井氏: 単純に受験をしなくちゃ
急展開でしたね。 ダンジョン飯 カブルーが地上に戻ると西方エルフがやってきてダンジョンを閉鎖すると言う。 そのころライオスたちは亡霊に連れられ黄金郷にたどり着きます。 物語が核心へと動き出す。 今回は見どころの多いエピソードでした。 鏡の関係 アニメを見ながら「鏡の関係」が置かれていることに気づきました。 なぜ急に黄金郷に行くことになったのか。 それはマルシルの「夢」に関わることだからです。 あの「夢魔」の回の。 悪夢の中でマルシルが自分の「欲望」と向き合う。 あれが重要な転機でした。 「可愛い犬と旅する楽しい話だった」でオチをつけたものの、それで納得行くわけがありません。 ナイトメアの正体が「ハマグリ」なのは司馬遷『史記』に準拠するそうです。 ナイトメアを調理すると蜃気楼が立ち込めたじゃないですか。 「蜃」というのは大蛤のことで、azooKeyでも「おおはまぐり」と打つと「蜃」が出てきま
ダンジョン飯の第8話「キャベツ煮」では登場人物のセンシがゴーレムを使って野菜を作っている様子が描かれます。 この回はダンジョン飯のテーマである「食うか食われるか、そこには上も下もなく」という世界とはちょっと違う特殊な回でした。 それを有機農業をする農家である私がみたらどうだったかをお伝えします。漫画は全巻、アニメも今までの回を見ている状態でお伝えします。 ゴーレム農法の考察全体的にさすがというべきかとても細かいです。例えば次のコマ ダンジョン飯 単行本2巻 P14まず、雑草を抜いています。農業の基本です。 雑草を抜くのは土の栄養をとられないようにしたり、雑草により作物への日光が遮られないようにするためです。そして抜いた雑草を土に戻すのは肥料になるからなのですが、わざわざ乾燥させているのが少し専門的だと感じました。なぜなら乾燥させないと分解が遅くなり、土に戻した効果が薄くなるということがある
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