茂木健一郎 @kenichiromogi にり(1)あれは中学校の時。ぼくはたまたま勉強ができたけど、友だちは勉強が苦手でぐれているやつが多かった。親友のSは、いらいらしていて、眉毛を剃って、煙草をふかして枯れ草や紙に火をつけていた。卒業して数年後、Sはどうした、と聞いたら、消防士になったという。 茂木健一郎 @kenichiromogi にり(2)あの頃、同級生の女の子が真顔で言った。「茂木くん、女の子はね、少し悪い子くらいが好きなのよ」。今になるとその意味が本当によくわかる。勉強のできる子は、社会と自分の関係について悩まなくてすむ。勉強が苦手だと、14歳にして社会と一人で向き合わなくてはならなくなる。
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