4月15日の韓国総選挙を前に実施された各世論調査の回答率が米世論調査協会(AAPOR)の国際基準に従えば3%にとどまることが31日までに分かった。韓国基準で10%前後と公表されている回答率が実際には3分の1以下ということになる。電話を100本かけて、ようやく3人から回答が得られる水準だ。 【表】韓国と米国を基準に計算した韓国の選挙世論調査回答率 専門家は「与野党の最も積極的な支持層が主に回答していることを示している」と指摘した。 朝鮮日報が入手した中央選挙世論調査審査委員会の資料によると、3月19日までに同委に登録された総選挙の世論調査2199件の回答率は平均9.1%だった。うち電話調査員による調査の平均回答率は15.5%で、自動応答システム(ARS)による調査の回答率は4.9%だった。しかし、これらの回答率は国際基準に照らすと実際の数字よりも膨らまされたものだった。 韓国では世論調査の回