京都の街から外国人観光客の姿が消えた。日本最大の観光都市は、新型コロナで大きな痛手を被っている。 西アフリカのマリ共和国出身で、京都精華大学の学長を務めるウスビ・サコ氏は、京都大学大学院へ留学して以来30年近く京都で暮らしてきた。『アフリカ人学長、京都修行中』(文藝春秋)などで、空間人類学の視点から京都と京都人を研究し、その特異性を明らかにしてきたサコ学長。しかし、サコ学長が“京都人コード”と呼ぶ独特の文化がコロナ禍によって揺らいでいるという。(取材、構成:伊田欣司)
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