戦争で命を落とした画学生たちの作品を展示する長野県の美術館「無言館」の共同館主に文筆家の内田也哉子さんが就任し、「戦争を知らない世代から影響を受けた人たちまで平和を語る機会を作っていきたい」と抱負を述べました。 美術評論家の窪島誠一郎さんが開設した長野県上田市の「無言館」は、第2次世界大戦で亡くなった美術学校の学生や卒業生の作品や遺品などおよそ700点を収蔵しています。 無言館の存在をさらに広く知ってもらおうと、文筆家の内田也哉子さんが新たに共同館主に就任し、14日、窪島さんとともに都内で記者会見を開きました。 内田さんは母親で2018年に亡くなった俳優の樹木希林さんとともに、親子2代にわたって無言館や窪島さんと交流を続けてきたといい、「戦争を知らない者として、また戦争が絶えない世界を生きる1人として、無言館というけうな美術館の存在を精いっぱいお伝えできたらと思う」と抱負を述べました。 そ