人口の増えない日本で、新幹線がけん引役となってJR4社は最高益を更新 人口の増えない日本で、鉄道業は成熟産業と見られていましたが、新幹線収入の拡大によって、JR東海・JR東日本・JR西日本は、安定的に最高益を更新してきました。最高益を更新していく力が評価され、JR各社のIPO(新規上場)後の株価上昇率(公募価格との比較)は、以下の通り、いずれも高くなっています。主な民営化株の上場来パフォーマンスを比較すると、NTTや日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命のように、いまだにマイナスのところもある中、JR4社のパフォーマンスの良さが目立ちます。 日本の主要な民営化株の上場来パフォーマンス比較:2019年11月13日時点 注:楽天証券経済研究所が作成、株価騰落率は株式分割考慮後、受け取り配当金を含まないベース。NTTは上場来のパフォーマンスがマイナスとなっているが、受け取り配当金まで含めるベースでは