ARTIFACT ―人工事実― : メディア経験主義のオタク、現場主義のサブカル−アキバにオタクを代表させることはオタクを現場主義にさせてしまうだろう−を読んでいたら、 都会のオタクと田舎のオタク - シロクマの屑籠を思い出さずにはいられなかった。 田舎のオタクにとって、現場中心のサブカル的スタンスか(オタな)メディア経験主義かを気にしている余裕なんて無いもんなぁ。 秋葉原・池袋・中野・立川をオタクの「聖地」と呼び、そこばかりに目をやることはオタク文化圏の狭小化を招く、という指摘は、オタク文化擁護という視点からみた時、十分心配に足るものに違いない。「ホットスポットで何を体験するか」の現場主義を軸とした(いかにもサブカルチャー的な)優越感ゲームに囚われるあまり、地方土着のオタク文化・オタク趣味人・コンテンツを斬って捨てるのはやはり勿体無い。「オタク文化に関する評論を行う人や、オタク文化を紹介