なお、当調査では、アニュアルレポート、株主通信等、IR活動に伴う印刷物全般をIRレポートとしています。 前回2007年の調査と比較すると、環境配慮表示を行っている割合は減少したものの、約三分の二の報告書で表示が行われており、関心の高さが伺えます。 内容をみてみると、2007年は再生紙が中心だったものが、2009年には森林認証紙が大きく伸び、再生紙が大幅に縮小しました。特に100%再生紙は41%からゼロになっています。再生紙問題以前、以降といった面が顕著に表れています。 インキについての環境表示は、わずかに減少したものの、ノンVOCインキが12%から21%に大幅に増加するなど高いレベルを維持しています。 水なし印刷で印刷したしたことを示すバタフライロゴが目立っています。2007年の15%から33%へと2倍以上になり、今年度の調査では、環境報告書・CSRレポートの52%に次ぐ採用率の高さになっ