IdPを立ててみよう 「第2回:PHPで作ろうConsumer」では、PHP-OpenIDのサンプルを利用して、Consumerを作成しました。今回は引き続き「Identity Provider(以下、IdP)」を作成します。OpenIDはオープンな規格のため、自分でIdPを立ち上げることも可能なのです。 前回利用したPHP-OpenIDのバージョン2にもIdPのサンプルは含まれていますが、OpenID 2.0を使う仕様となっています。OpenID 2.0は現時点で仕様が決まったばかりであり、クライアントの中には非対応のものも存在しています。このため、今回はPHP-OpenID 1.0系のライブラリを使ったサンプルにて解説を行います。PHP-OpenID 1.0系のライブラリの現時点での最新版は1.2.3です。配布元(http://www.openidenabled.com/php-ope