「死に損ない」。長崎市を五月末に修学旅行で訪れた横浜市の男子中学生が、被爆者の語り部に暴言を吐いていた。水俣病認定患者の語り部の自宅には「金が欲しいのか」と中傷する電話があった。語り部たちは、侵略戦争や公害を引き起こした国などの犠牲者である。そうした歴史を一顧だにせず、一方的な論理で排除する態度は、在日コリアンを排斥するヘイトスピーチや日本政治の右傾化と地続きだ。 (荒井六貴、出田阿生) 【こちらは記事の前文です】 記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊または、携帯電話の有料会員サービス「東京新聞・東中スポ」をご利用ください。 東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。 購読・バックナンバーをご希望の方は「新聞購読のご案内」をご覧ください。 掲載日やキーワードから記事を探す「記事検索サービス」もご利用ください。