インターネットの普及や技術の進化により、企業と利用者の関係は大きく変化しようとしています。検索技術やモバイル、動画など、めざましい技術の進化に目をうばわれがちな一方で、着実に存在感を増しているのが利用者の会話やクチコミです。インターネットを通じたマーケティングで本当に重要なのは、利用者の会話に耳を傾け、会話に参加し、一緒に考えていくことではないでしょうか? このコラムでは、「カンバセーショナルマーケティング」というキーワードで、利用者の会話に注目したマーケティングのあり方や可能性について考えていきたいと思います。 徳力基彦 アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 ブロガー NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年からは、ブログネ
グーグルは、何といってもデータ企業だ。グーグルはかつて、公平な競争の場で、一般に公開されているデータを競合相手よりも巧みに利用することを武器として戦った。そうすることで、空前の大成功を収めたんだ。 Web 2.0の時代に入ると、ハードディスク、プロセッサ、通信帯域、果ては労働力まで、比較的安価に入手できるようになった。そのおかげで、検索分野への参入障壁は急激に低くなった。競合相手がグーグルに追い付き始め(MSN画像検索とか)、新規参入者も現れる(Cuill)に至って、グーグルは、何らかの優位性を探し求めている。 インターネット上のコンテンツについては、誰もがほぼ対等にアクセスできるようになったから、先行している企業はあの手この手で個人データを入手しようとしている。検索エンジンにとっていちばん費用効率がいいのは、すでに自社のサービスを利用しているユーザーからデータを集めることだ。グーグルは、
訪問したウェブサイトのコンテンツ分析Googleアカウント個人ユーザーに関する情報を集めるためのリソースとして使われる登録情報登録した日付ユーザー名パスワード予備のメールアドレス住所(国)顔写真利用情報友人グーグルサービスの利用状況ログイン回数Googleツールバー訪問したすべてのウェブサイト固有のアプリケーション番号404エラーとなったページを全部グーグルに送信ツールバー同期機能グーグルのアカウントに自動入力情報を保存ウェブフォームの構造をグーグルに送信セーフブラウジングセキュリティに関する警告への応答を保存自動入力フォームデータを保存スペルチェックはグーグルサーバーにデータを送信ウェブの履歴グーグルの検索結果ページから閲覧した全ウェブサイト日付時刻検索クエリクリックした広告利用したサービスGoogle翻訳グーグルのサーバーに送ったテキストすべてGoogle Finance株式のポートフ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く