加計学園文書裁判 原告が「黒塗りだらけの議事録」を怒りの公開!「深い闇があるとしか思えません」 開示をもとめて、個人で国と2年以上も裁判を継続 「落胆。あと憤(いきどお)りですね。追加で部分開示があるならまだしも、一行も公開されなかった。このままでは日本の情報公開制度に悪い前例を残してしまいます」 本誌に対して険しい表情で説明するのは、都内在住の翻訳業・福田圭子さんだ。 福田さんは、’17年10〜12月、加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を設置する際に文部科学省に提出した設計図面や見積書、理事会の議事録など5点について情報公開請求を行った。すると、開示されたのはほぼ黒塗りの文書(上写真)。納得がいかなかった福田さんは、不開示決定の取り消しを求めて、弁護団のサポートのもと、’18年9月に個人で国を提訴した。 「開示請求した人しか原告になれないと思っていたので、一人でやるしかないって(笑)」 活