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MedicalとScienceに関するkenken610のブックマーク (34)

  • 幹細胞使って移植用臓器を作製、スペイン

    米コネティカット州ファーミントン(Farmington)のコネティカット大(University of Connecticut)幹細胞研究所。画面に幹細胞が表示されている(2010年8月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【11月3日 AFP】スペイン・マドリード(Madrid)のグレゴリオ・マラノン病院(Gregorio Maranon Hospital)の心臓専門医は2日、幹細胞を使って移植用臓器を作製する新たな手法を開発したと発表した。 この手法は、ドナーから提供された臓器を、細胞を取り除いて「骨組み」だけにし、患者の幹細胞を骨組みに付着させるというもの。これにより患者人のDNAを持った臓器が再生されるという。拒絶反応が少なく、ドナーや移植に適した臓器の不足や拒絶反応の問題の解消につながるとしている。 同病院には既に8つの心臓

    幹細胞使って移植用臓器を作製、スペイン
  • バチカンが批判 ノーベル医学生理学賞 - MSN産経ニュース

    2010年のノーベル医学・生理学賞受賞が決まった英ケンブリッジ大名誉教授のロバート・G・エドワーズ氏(2005年5月19日撮影)=AP 世界初の体外受精児を誕生させたロバート・エドワーズ英ケンブリッジ大名誉教授へのノーベル医学生理学賞授与が決まったことに対し、ローマ法王庁(バチカン)で生命倫理問題を担当する生命アカデミーのコロンボ委員は4日、「深刻な道徳的疑問を引き起こす」と批判した。ANSA通信が伝えた。 委員は、名誉教授の研究について「重要な科学的業績で、体外受精を通じてたくさんの子供が生まれた」と評価しながらも「子宮に戻されなかったことなどから、胚(受精卵)の段階で失われた多くの人の命を忘れることはできない」と指摘した。 妊娠中絶に反対するバチカンは受精卵の段階で人間とみなしており、いくつもの受精卵から最適なものだけを選び子宮に戻す一方、残りを捨ててしまう体外受精にも反対している。(

  • ES細胞研究への政府助成、米地裁が仮差し止め命令の停止を拒否

    米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のウィスコンシン国立霊長類研究センター(Wisconsin National Primate Research Center)でES細胞の実験をする研究員(2009年3月10日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/Getty Images/Darren Hauck 【9月8日 AFP】胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究への米政府助成解禁の仮差し止め命令を受けて米司法省が仮差し止め命令の停止を求めていた問題で、米連邦地裁のロイス・ランバース(Royce Lamberth)判事は7日、仮差し止めの停止は行わないとの裁判所命令を出した。 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究への政府助成を解禁したことをめぐり、複数のキリスト教団体などを含むグループが、ヒト胚の破壊に関与する

    ES細胞研究への政府助成、米地裁が仮差し止め命令の停止を拒否
  • カエルのゲノム解読、両生類では初

    仏ブザンソン自然史博物館(Besancon Natural History Museum)で撮影されたカエル(2008年8月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEFF PACHOUD 【4月30日 AFP】両生類では初めて、カエルのゲノム(全遺伝情報)の解読に米ロチェスター大学メディカルセンター(University of Rochester Medical Center)などの国際チームが成功し、29日の米科学誌サイエンス(Science)に発表した。 研究チームは、サハラ以南アフリカに生息する完全水棲のネッタイツメガエル(Xenopus tropicalis)のゲノムを解読した。ゲノムの大きさは約17億塩基対で、遺伝子は2万~2万1000個。 うち約1700個の遺伝子はがんやぜんそく、心臓病とつながりのあるヒトの遺伝子とよく似ているため、ヒトの遺伝子が最も基的なレベルでどのように

    カエルのゲノム解読、両生類では初
    kenken610
    kenken610 2010/04/30
    "約1700個の遺伝子はがんやぜんそく、心臓病とつながりのあるヒトの遺伝子とよく似ているため、ヒトの遺伝子が最も基本的なレベルでどのように作用するかを理解する新たなツールとして医療への応用が期待される。"
  • 蚊に細菌を感染させて伝染病の拡大を抑制、豪研究

    【12月26日 AFP】人間にとって致命的な病気を媒介する蚊にある細菌を感染させると、病気の感染拡大を抑制できる可能性があるという研究結果が、24日発行の米国科学雑誌「セル(Cell)」に掲載された。 研究を行ったのは豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のスコット・オニール(Scott O'Neill)氏が率いる研究チーム。 ミバエから抽出した細菌の一種「ボルバキア(Wolbachia)」を、病気を媒介するある種の蚊に感染させると寿命が半減することは過去の研究で知られていた。今回の研究では、ボルバキアに感染した蚊は寿命が短くなるだけでなく、デング熱やチクングニア熱、鳥マラリアなどの病原体に感染しにくくなることが分かったという。 研究チームは人工的にボルバキアに感染させた蚊を自然界に放てば野生の蚊に感染を広められるとみている。現在は屋内実験を行っており、

    蚊に細菌を感染させて伝染病の拡大を抑制、豪研究
  • C型肝炎の新治療法、チンパンジーで有効性確認 臨床段階へ

    オーストラリア・シドニー(Sydney)の動物園で撮影されたチンパンジー(2009年12月2日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD 【12月5日 AFP】C型肝炎の実験的な治療法が、チンパンジーの血液中のウイルスの複製を抑制できたことがわかり、人の慢性C型肝炎にも有効である可能性があるとする論文が3日の米科学誌サイエンス電子版「Science Express」に発表された。 「SPC3649」と名付けられたこの治療法は、C型肝炎ウイルスの複製を助ける分子を抑制するもので、デンマークの生物製薬会社サンタリス・ファーマ(Santaris Pharma)が開発した。 生物医学研究基金「Southwest Foundation for Biomedical Research」によると、C型肝炎ウイルスに感染した4匹のチンパンジーのうち、この治療薬を多く投与した2匹で、血液と肝臓におけるウイルス

    C型肝炎の新治療法、チンパンジーで有効性確認 臨床段階へ
  • 「23年間昏睡」の男性:「コンピューターによる会話」は本当か?(2) | WIRED VISION

    「23年間昏睡」の男性:「コンピューターによる会話」は当か?(2) 2009年11月26日 Brandon Keim (1)から続く 自身の辛い体験に関するHouben氏の説明は、Der Spiegelに掲載されて以来、数多くのニュース記事で繰り返し取り上げられたが、介助者が、コンピューターの平らなキーボードに書かれた文字にHouben氏の指を誘導して為された可能性がある。「ファシリテイテッド・コミュニケーション(FC)」と呼ばれるこの意思表示法は、広い範囲で疑問視されており、科学的に妥当とは考えられていない。 FCは、1970年代後半に世に知られるようになった。オーストラリアの教師が、脳性麻痺などの疾患が原因で口の利けない12人の子供たちと、FCによってコミュニケーションをとったと報じられた後のことだ。その後の20年間にFCは、一部の患者や医療関係者に支持されるようになったが、管理され

    kenken610
    kenken610 2009/11/26
    "介助者が、コンピューターの平らなキーボードに書かれた文字にHouben氏の指を誘導して為された可能性がある"
  • 「23年間昏睡」の男性:「コンピューターによる会話」は本当か? | WIRED VISION

    前の記事 宇宙人へ送信:「解読しやすいコード」開発される 「23年間昏睡」の男性:「コンピューターによる会話」は当か? 2009年11月26日 Brandon Keim Image: Yves Logghe/AP 23年間昏睡状態にあると思われていたが、意識があることが最近明らかになったベルギー人男性の発言は、心に強く訴えるものだが、専門家によると、男性自身の言葉ではない可能性があるという。 Rom Houben氏[現在46歳]は恐ろしい自動車事故によって身体が麻痺し、丸23年間、意識不明と思われていた。ところが、2006年にリエージュ大学昏睡科学グループが行なったテストから、Houben氏の脳が活性化しており、機能していることが明らかになった。Houben氏は、植物状態ではなく意識があり、回復不能なまでに傷ついた身体という牢獄の中に、口を利けない状態で囚われていたのだ。[研究の中心者は

  • 放射線浴びたラット、幹細胞移植で記憶能力回復 脳腫瘍治療へ応用も

    グリーンの蛍光マーカーで色をつけたマウスの胚(はい)性幹細胞 (撮影日不明、2009年11月10日入手)。(c)AFP/NATIONAL SCIENCE FOUNDATION/NIELS GEIJSEN 【11月13日 AFP】放射線を照射されたラットに幹細胞を移植して、記憶能力を回復させることに成功したという論文が今週、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。脳腫瘍(しゅよう)の放射線治療で記憶障害が起きた人の治療に応用できる可能性がある。 論文を発表した米カリフォルニア大学アーバイン校(University of California at Irvine)の研究チームによると、放射線治療を受けたラットの頭に幹細胞を移植したところ、放射線治療から4か月以内に記憶能力が回復したという。一方

    放射線浴びたラット、幹細胞移植で記憶能力回復 脳腫瘍治療へ応用も
  • 人間が話せるのは1個の遺伝子の小さな変異による?米研究

    オーストラリア・シドニー(Sydney)のタロンガ動物園(Taronga Zoo)のチンパンジー(2004年12月23日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【11月12日 AFP】ヒトが高い言語能力を持ち、よく似た遺伝子を持つチンパンジーが言葉を話さない理由は、たった1つの遺伝子にある2つの小さな違いで説明できるかもしれないとの研究論文が、11日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表された。言語障害を伴う病気の治療に役立つ可能性があるという。 ■言語障害を引き起こす遺伝子「FOXP2」 研究者らは約10年前、ある家系の珍しい先天性言語障害のある全ての人において、FOXP2という遺伝子に同じ欠陥があることを発見した。その後、発達性不全失語症という別の言語障害の患者のグループでも、FOXP2が変異しているケースがあることが分かった。 一方、

    人間が話せるのは1個の遺伝子の小さな変異による?米研究
  • 完全に機能する培養ペニス、ウサギで成功 | WIRED VISION

    前の記事 「AndroidiPhone」が中国で誕生(動画) 新Android携帯『Droid』:高性能でも乗り換えない理由 次の記事 完全に機能する培養ペニス、ウサギで成功 2009年11月10日 Brandon Keim mage: PNAS 実験室で培養された組織から、完全に機能する代替ペニスが作られた。今回作られたのはウサギのペニスだが、この技術はいつの日か人間の役に立つことだろう。 研究チームは11月9日付(米国時間)の『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)で、「この技術は、ペニスの再生を必要としている患者のために相当の可能性をもっている」と書いている。 研究チームを率いたのは、米国ウェイクフォレスト大学再生医療研究所の所長、Anthony Atala教授だ。 Atala教授は、器官から細胞を取り出し、コラーゲンでできたフレームに噴霧する技術の開発で知られている(コラーゲンは、

  • Fully Functional Penises Grown in Lab

  • 「前兆」伴う片頭痛、脳卒中リスクを倍増 米研究

    フランス・クリシー(Clichy)の病院内を歩く看護師ら(2008年10月21日撮影)。(c)AFP/MARTIN BUREAU 【10月28日 AFP】視界がぼやけるなどの「前兆」を伴う片頭痛は、脳卒中リスクを倍増させるという研究結果が、28日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に発表された。 成人の最大20%(うち75%が女性)が片頭痛に悩まされていると言われている。片頭痛はしばしば吐き気を伴い、光や音に対して過敏になるという特徴を持つ。 そして、片頭痛患者の約3人に1人が、頭痛の直前に、「奇妙な光が見える」「嫌なにおいがする」「頭の中が混乱する」といった「前兆」と呼ばれるものを経験する。 これまで、片頭痛と脳卒中の関連性を明らかにした研究はあったが、片頭痛のタイプ別の差異やほかの心疾患との関連性については考慮さ

    「前兆」伴う片頭痛、脳卒中リスクを倍増 米研究
  • asahi.com(朝日新聞社):「人工記憶」ハエに書き込み 英米チームが成功 - サイエンス

    【ワシントン=勝田敏彦】脳に人工の「記憶」を書き込んだところ、経験していない、その記憶をもとに行動するようになった。オックスフォード大など英米の研究チームが、そんな試みに成功し、米科学誌セル(電子版)に発表した。もっとも、人間ではなくショウジョウバエでの話だ。  ショウジョウバエに、ある種のにおいと同時に電気ショックを与える「訓練」を繰り返すと、その記憶をもとに、同じにおいを避けて動くようになる。研究チームは、そうした仕組みを担うショウジョウバエの脳の組織が12個の神経細胞(ニューロン)でできていることを突きとめた。  光を当てる特別な方法で、訓練を受けていないハエの神経細胞を活性化させて「人工記憶」を書き込んだところ、ハエは危険を体験していないのに、そのにおいを避けるようになった。  人間に応用できるかとなると、ヒトの脳は複雑なので、ハエ限定の話という。

    kenken610
    kenken610 2009/10/26
    "人間に応用できるかとなると、ヒトの脳は複雑なので、ハエ限定の話という。"
  • 選挙の勝敗と男性ホルモンの不思議な関係、米研究報告

    アリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)のホテル「ビルトモア・リゾート・アンド・スパ(Biltmore Resort & Spa)」で、米大統領選挙の共和党大統領候補ジョン・マケイン(John McCain)氏の敗北が決まった瞬間の支持者ら(2008年11月4日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Mark Wilson 【10月23日 AFP】2008年の米大統領選で共和党のジョン・マケイン(John McCain)候補の敗北が決まった時、マケイン氏に投票した有権者のテストステロン(男性ホルモン)レベルが著しく低下していたとの調査報告が22日、米科学者グループ「Public Library of Science(PLoS)」発行の医学誌(電子版)に掲載された。 調査では、163人の男性を対象に唾液を採取し、テストステロンのレベルを調べた。投票日の前夜に採取した

    選挙の勝敗と男性ホルモンの不思議な関係、米研究報告
  • 世界保健サミットで注目を集めた「ダーウィン医学」とは

    米メリーランド(Maryland)州ゲーサーズバーグ(Gaithersburg)で開催された第61回モントゴメリー郡農業博覧会(Montgomery County Agricultural Fair)で、会場内を歩く女性たち(2009年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Tim Sloan 【10月20日 AFP】ドイツ・ベルリン(Berlin)で18日に閉幕した世界保健サミット(World Health Summit)では、ぜんそくや肥満といった現代病の出現を「ダーウィン(Charles Darwin)の進化論」の観点からとらえる新しい医学分野に焦点があてられた。 この「ダーウィン医学」は、今から150年前に発表された進化論にもとづき、「人体はあらかじめ設計された装置ではなく、自然淘汰により形成されていく」とする考え方だ。 ダーウィン医学が力を入れている研究の1つが、ぜんそくや肥満

    世界保健サミットで注目を集めた「ダーウィン医学」とは
  • 統合失調症:細胞増殖遺伝子欠如が一因 岐阜薬科大が発表 - 毎日jp(毎日新聞)

    岐阜薬科大(岐阜市)薬効解析学研究室の原英彰教授(51)らの研究グループは14日、人間の誰もが持つ細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が統合失調症(PPI障害)の発症原因の一つであることを突き止めたと発表した。同日付の米国科学誌「PLoS ONE」に掲載。HB-EGFは、がん研究などで注目されてきたが、精神疾患との因果関係を示したのは初めてという。 原教授らは、前脳のHB-EGFを別の遺伝子に取り換えて8週間が経過したマウスと、正常なマウスを比較。遺伝子取り換えでHB-EGFが欠損したマウスは、落ち着きなく動き回り、コミュニケーション能力や記憶力の低下がみられた。これらの行動は、統合失調症に特徴的な行動だという。 また、欠損したマウスは神経に伝達される刺激を受け取る神経細胞「樹状突起」につながっている細胞の一部「スパイン」が正常なマウスの半分程度に減少。神経伝達物質「モノアミン」の分泌量も

  • チョコレートにも水にも痛みを緩和する効果あり 米シカゴ大

    ベネズエラの首都カラカス(Caracas)のチョコレート工場「ラ・プラリーヌ(La Praline)」に展示されたチョコレートのサンプル(2006年7月14日撮影)。(c)AFP/Juan BARRETO 【10月14日 AFP】チョコレートは、痛みを緩和する脳の部分を活性化するとともに、べるのを止められなくなる――。米シカゴ大(University of Chicago)がこうした研究結果を14日の米科学誌ニューロサイエンス(Journal of Neuroscience)に発表した。 なお、水を飲むことにも同じ効果がある上、チョコレートと違って肥満に結びつく心配がないという。 研究チームは、マウスのケージの下に設置した電球を点灯すると同時にマウスにチョコレートのかけらまたは水を与えるという実験を行った。 点灯したとき、マウスたちは通常、電灯から発せられる熱に耐えきれず足を上げる。しか

    チョコレートにも水にも痛みを緩和する効果あり 米シカゴ大
  • ヒトゲノムの3D構造を解明、米研究者ら

    【10月10日 AFP】1つ1つのヒトの細胞は、膨大なDNAをいかにして詰め込んでいるのか――。その謎を解くべくヒトゲノムの立体構造を明らかにしたとする米科学者チームの論文が、8日の米科学誌「サイエンス(Science)」に発表された。 論文を共同執筆した米マサチューセッツ大学医学部(University of Massachusetts Medical School)のNynke van Berkum研究員によると、「Hi-C」という新しい技術を用いてゲノムを数百万個の断片に切り分け、それぞれのパーツが互いにどの程度近いのかを示す空間地図を作成した。次にコンピューターを用いて、ジグソーパズルを埋めるようにヒトゲノムの3D構造を解明していったという。 もう1人の主要執筆者である米ハーバード大学(Harvard University)のErez Lieberman-Aiden研究員によると、

    ヒトゲノムの3D構造を解明、米研究者ら
  • がん細胞、病気の進行につれ遺伝的変異 カナダ研究

    ワシントンD.C.のワシントン記念塔(Washington Monument)の手前に立てられた巨大なピンクリボン(2000年6月3日撮影)。(c)AFP/NESHAN H. NALTCHAYAN 【10月9日 AFP】がん細胞が病気の進行とともに遺伝的変異を起こすことを、世界で初めて確認したと、カナダのブリティッシュコロンビアがん機関(British Columbia Cancer Agency)の研究チームが8日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表した。新たな治療法の可能性を示す発見だという。 研究チームは、ある乳がん患者を対象に、病気の3段階において、DNAの数十億個の文字列をすべて解析した。解析に要した期間はわずか数週間。DNAの全解析は世界初だ。 細胞は通常、死ぬまで分裂を繰り返すが、このときDNAの遺伝子コードは新しい細胞にそれぞれコピーされる。DNAの文字のスペリン

    がん細胞、病気の進行につれ遺伝的変異 カナダ研究