米コネティカット州ファーミントン(Farmington)のコネティカット大(University of Connecticut)幹細胞研究所。画面に幹細胞が表示されている(2010年8月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【11月3日 AFP】スペイン・マドリード(Madrid)のグレゴリオ・マラノン病院(Gregorio Maranon Hospital)の心臓専門医は2日、幹細胞を使って移植用臓器を作製する新たな手法を開発したと発表した。 この手法は、ドナーから提供された臓器を、細胞を取り除いて「骨組み」だけにし、患者の幹細胞を骨組みに付着させるというもの。これにより患者本人のDNAを持った臓器が再生されるという。拒絶反応が少なく、ドナーや移植に適した臓器の不足や拒絶反応の問題の解消につながるとしている。 同病院には既に8つの心臓