来年、40周年を迎える『機動戦士ガンダム』シリーズ。先日、サンライズとレジェンダリーが共同制作による初の実写映画化を発表し話題となった。また、11月公開予定の新作『機動戦士ガンダムNT』など、いまだに新作が作り続けられる“国民的”人気タイトルだ。一方で、『ガンダム』の生みの親・富野由悠季氏は“脱ガンダム”を掲げて作品作りに取り組んでいる。76歳となってなおアニメを作り続けるモチベーションは何か? そして、現在進行中の映画『Gのレコンギスタ』の制作進捗や新作構想について聞いた。 【写真】ナラティブ組体操が話題!? 11月公開の新作『機動戦士ガンダムNT』主人公機 ■アニメの市場は短期ではない、40年も続くのは実写にはない強み ――富野監督は現在、全5本からなる『G-レコ』の制作をされていると聞いています。現段階で、進捗について言及できる部分はありますか? 【富野由悠季】物理的な部分でいえば、