名前は伏せておくが、米CNETにはAppleの新製品が出るたびに「買うつもりはない」と言う編集者がいる。「iPhone 3GS」を持っていたこの編集者は、「iPhone 5」を待つつもりなので「iPhone 4」は買わないと言っていた。しかしその2週間後、彼はiPhone 3GSを奥さんに譲ってiPhone 4を購入した。 筆者はこう言った。「君の自制心はどこへ行った」 「分かってる、分かってる」。彼は決まり悪そうに答え、「でも欲しくて。我慢できなかったんだ」と言う。 彼は初代「iPad」を持っている。「iPad 2」は買わないと言っているが、買うことになるのを筆者は知っている。なぜ分かるのかというと、Steve Jobs氏がステージに上がって最初のスライドを見せた瞬間、彼は「おぉ、かなり良いじゃないか」と言ったからだ。最初から夢中だった。 iPad 2の外観は予想されていた姿と大きな違い