目黒公証役場事件で特別手配されていたオウム真理教幹部平田信容疑者(46)が昨年31日、警視庁丸の内署に出頭する際、自ら購入した手錠をかけた上、「特別手配犯、懸賞金500万円」と書かれたボードを首から下げていたことが関係者の証言で明らかになった。調べに対し平田容疑者は「誰も気づいてくれなかったから」と話しているという。 平田容疑者は丸の内署に出頭する前の12月31日午後11時ごろ、東京・霞ヶ関の警視庁本部を訪ね、警備に立っていた機動隊員に「平田信です。出頭してきました」と名乗り出たが、隊員は「悪質ないたずら」と判断。「家に帰っておとなしく猪苗代湖ズでも見てろ」と門前払いした。それでも容疑者が逮捕してほしいと懇願したため、隊員は700メートル離れた丸の内署に向かうよう指示した。 平田容疑者はその15分後、丸の内署の署員に「平田信です」と再び名乗り出たが、「家に帰ってジャニーズカウントダウンライ
スマートフォン(スマホ)の中でも、特に支持を集めているのが米アップルの「アイフォーン(iPhone)」だ。そこで使われるアプリは、今では50万種類以上に及び、累積で180億本を超える数がダウンロードされてきた。 日本国内では、アプリ開発者が続々と誕生している。年齢もキャリアも関係ない世界で、自分のアイデアひとつでヒット商品を生み出そうと努力を重ねている。 広告収入「8か月で10万ドル」 「毛を抜くだけのアプリです」 ゲーム「毛抜きの達人」の説明はこれしかない。スタートすると、皮膚に埋まった1本の毛のイラストが次から次へと画面に出てくる。指で画面をなぞって毛根から抜くのだが、失敗することも多い。ルールは実に単純だが意外に難しく、完璧にクリアできないと悔しくて「もう1回」となる。 開発したのは「20Y」さんという若手開発者だ。高専卒業後に進学する予定だったが、「iPhoneアプリで稼ぐ」という
スマートフォン本格普及期の到来から、タブレット市場の拡大、次世代インフラへの移行など、2012年もモバイルIT業界は大きな動きが続く。そのような中で、業界最大手であるNTTドコモはどのように考え、市場の舵取りをしていくのか。 前回に引き続き、新春特別インタビューとしてNTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏に話を聞いていく。 顕在化するスマートフォンの課題にどう向き合うか ――(聞き手:神尾寿) 2011年から始まったスマートフォンの本格普及期ですが、2012年はさらに多くの人がスマートフォンに買い換えていくはずです。この中でスマートフォンを取り巻く環境では、ネガティブな要因も顕在化してきます。 その筆頭になるのが、Androidスマートフォンで起きている「マルウェアへの不安」です。iPhoneやWindows Phoneと異なり、Androidスマートフォンではマルウェアの報告が相次い
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