中国が香港への統制を強化する「香港国家安全維持法」(国安法)が6月30日、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会で可決、成立したのを受け、香港政府は同日深夜、国安法を公布、施行した。これにより、香港は中国の治安維持体制に事実上、組み入れられ、反体制活動は取り締まりの対象となった。中国国営新華社通信が7月2日に日本語で配信した国安法の全文についての記事は次の通り。 【新華社北京7月2日】第13期全国人民代表大会常務委員会第20回会議で6月30日に可決された中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法の全文は次の通り。