“新しきを知り、もっと新しきを創りたくなる”ギャラリー&カフェ 名古屋駅前の大通りを一本入ると、白壁土蔵や豪商の屋敷、古い家屋の屋根に「屋根神様」という祠が残っている。古い町並みが美しい。近くを流れる堀川は、名古屋城築城の頃には木材の運搬に使われていた。その川沿いにあった地元の老舗材木商の元倉庫を、「表現する人と、それを感じる人が集まる場に」と改修したギャラリー兼カフェ「ブランカ」。店名は、エスペラント語で「白」。「ここから何かが始まり、斬新なものが創り出されるように」という願いが込められた店名。カフェ席のガラスの向こうは、ギャラリースペース。窓からは五条橋が見え、日替わりのキッシュは、喫茶店に煩い名古屋人も大満足させる美味しさ。(内田幸映/d47食堂)