ここではWBTコンテンツの標準規格であるSCORM(Shareable Content Object Reference Model)を中心に、eラーニング標準技術の内容を説明する。前節でWBTプラットフォームと教材コンテンツの分離ということを述べたが、SCORMもこの考え方にのっとった規格となっている。 SCORMで対象とするWBTの動作 まず、SCORMで前提としているWBTの動作を再度確認しておこう。図で「サーバ」はWBTサーバ、「クライアント」は通常のWebブラウザである。WBTを用いた学習は、以下を繰り返すことによって進行する(図3)。 (1)表示する教材画面をサーバ側で選択する。教材全体は教科書のように目次構成・章立てを持っていて、画面は目次の中の各ページに相当する。サーバは基本的に目次構成の順番に従って画面を選択していく。教材によっては、学習者がある演習問題や章を習得するまで
教育系コンテンツのグローバル標準規格SCORMに積極的に対応しています。 SCORMはコンテンツの互換性、拡張性、カスタマイズ性等を実現する、これからのe-Learning用コースウェア制作に欠かすことのできない規格です。 弊社はコースウエア開発に関する豊富な実績があります。 SCORM(The Sharable Content Object Reference Model)とは、 教育資源に関して、コンテンツの再利用性(reusability)、アクセス可能性(accessibility)、耐用性(durability)、相互互換性(interoperability)を実現する視点から構築されている国際標準である。全世界に無尽蔵に存在する学習資源を、上手に共有し、再利用し、相互補完するために考え出されたスキーマである。
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